こんにちは。
Takです。
先日、大阪府貝塚市にあるキャンプ場「渓流園地」に行ってきました。
以前からずっと気になっていたキャンプ場でして、実際に行ってみると大変良いところでしたのでご紹介いたします。
皆さんのキャンプ場選びの参考になれば幸いです。
アクセス
・住所・
〒597-0111
大阪府貝塚市蕎原
近年稀に見る住所の短さです。
カーナビだとまず間違いなく正しい場所に案内されないと思いますので、Googleマップで「渓流園地」と検索して行きましょう。正しい場所に案内されます。
このキャンプ場の魅力の一つが、その立地だと思います。
大阪市内から高速道路を使って約1時間、下道で約1時間半というアクセスの良さです。
それでいて、キャンプ場は自然がいっぱいで「山」「川」を大いに満喫できるキャンプ場です。
道中で注意すべきところは、下地図の赤線で示す区間です。
キャンプ場直前の道が非常に狭く、車同士すれ違うことが不可能な幅が続いています。
横に避けられる箇所も少なく、場合によっては200mほどバックしなければならないことも考えられます。
実際、私が行った時も対向車がきて100mほどバックしていただくことになりました(お前はバックしとらんのかい)。
ハイエースでも侵入できますが、対向車が来たら長距離バックを覚悟してください。
利用予約
期間によって予約の要・不要が変わるようです。
4月〜9月→予約必要
10月〜3月→予約不要
ただ、週末は予約不要の期間でも混み合うようなので、事前に下記連絡先に問い合わせるのが確実かと思います。
問い合わせ先
072-478-8012
料金・チェックイン/アウト時間
駐車料金:一台 500円
入園料(一日):大人一人 400円
子供一人 200円
例)
☆大人二人のデイ利用料☆
500円(車)+ 400円(大人)×2 = 1300円
☆大人二人の宿泊利用料☆
宿泊となると、入園料が1.5日分となります。
500円(車)+ 600円(大人)×2 = 1700円
チェックイン:12:00〜
チェックアウト:〜10:00
チェックアウトが10時を過ぎると、もう1日分の入園料を支払う必要があります。
利用料金はキャンプ場の入り口付近にいらっしゃる管理人のおじちゃんorおばちゃんに支払います。
当日いらっしゃった方はとっても気さくな方でした。
管理人は数名おられるようですが、みなさん素敵な人のようですよ。
キャンプサイト・場内設備
場内マップ
PCで作られた案内マップなどありません。
でも代わりに管理人さんが作ってくれた愛情たっぷりの手書き地図があります。
料金を支払うときに地図で案内してくださいます。
地図を渡してはくれませんでしたが、私はデキる男なので写真におさめてまいりました。
それがこちら。
デイキャンプと宿泊でエリアが分かれていますので、しっかり確認してキャンプするようにしましょう。
おばちゃんに「写真を撮らせて欲しい」とお願いすると喜んでいらっしゃったので、皆さんも是非撮らせていただきましょう。
サイト
フィールドの状態はどのエリアも表層は「砂利混じりの砂地」です。
深部は粘土っぽい感じでした。
ちなみに渓流園地は一応「直火OK」となっています。
【適応ペグ】
プラスチックペグ ×
アルミペグ △
スチールペグ ◎
鍛造ペグ ◎
上流側の林間サイト
今回私は上流側の林間サイトを利用させていただきました。
このサイトは車の横付けが可能で荷物の運搬も楽々です。
せっちゃん広場
平坦で傾斜のない広場でグループキャンプで使いやすいエリアです。
この日もグループが入っていました。
大型のテントやタープを張りたい場合にもおすすめ。
ゆみちゃん広場
サイトの状態はせっちゃん広場と似ていますが面積が小さめです。
こちらもグループにおすすめです。
せっちゃん広場よりもトイレに近いサイトですので、小さなお子さんがいるようなファミリー利用に向いていると思います。
まなぴー広場
最近できた新エリアみたいです。
撮影を忘れており写真がないのですが、12m × 12m程度の平坦なサイトです。
すぐ近くに汲み取り式のトイレがあります。
森のコーナー
ほとんど人の手が加えられておらず、野営に近い雰囲気を楽しめます。
個人的に大好きなロケーションです。
落葉の季節にはフィールドに大量の落ち葉がありますので、火を扱うときは火災に十分注意しましょう。
日帰りコーナー
サイトは平坦で広さもそこそこ。トイレが近くて使いやすいサイトです。
ブルーシートが気になりますが、これは上からの落枝対策らしいです。
景観を損ねていると言わざるを得ませんが、見方を変えれば「タープ設営済み」ともとれます。
ちなみに、他のエリアにも同じようにブルーシートが設置されているところが何箇所かありました。
設備・施設
トイレ
・ゆみちゃん広場近くのトイレ
ゆみちゃん広場近くのトイレは便器が「少量の泡でジワジワ洗浄される」トイレです。
初めて見るタイプですが、簡易水洗式トイレの一種でしょうか...?
・男性用
・女性用
※撮影協力 奥さん
・まなぴー広場近くのトイレ
炊事棟
渓流園地に炊事棟はありません。
水の出る蛇口もないので、飲料水はもちろん調理などに使う水も持参する必要があります。
また洗い場がないので汚れた食器類は持って帰って洗うことになります。
しかしながらルールを守らない一部の人々がトイレの洗面所を使用したことで詰まりトラブルが発生しているようです。
今後もキャンプ場を利用できるように、みんなでルールを守ってマナーよくキャンプしたいものです。
薪の販売
管理人さんにお金を払って購入できます。
よく乾いた杉の薪で焚き付けにもってこいです。
お客さんのマナー
私が行った日は騒いだりする人はおらず、とても落ち着いて過ごすことができました。
週末は広場のサイトにグループが多く入ると思いますので、にぎやかになるかもしれませんね。
一点気になったのは、直火後が散見されるところです。
「直火OK」ということなので仕方ないのですが、直火をした場合はどこでやったかわからないくらいまで後始末をしっかりするのがマナーだと私は考えています。
ゴミや燃え残りを持ち帰りたくないのであれば、回収してくれるキャンプ場を利用しましょう。
来た時よりも美しく。
みんなでマナーよく利用し大切なキャンプ場を守っていきましょう。
景観紹介
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここは山・川を満喫できる野生味あふれるキャンプ場です。
快適な設備こそありませんが、それがこのキャンプ場の魅力を引き出しています。
森の中で川が近くを流れているので夏場は虫が多いでしょうが、山とは本来そういうものです。
いつもは整備の行き届いたキャンプ場に行っているけれど環境の変化が欲しい!と言う方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それではみなさん、良いキャンプライフを!!