純朴記

純朴でありたい、そう願う男の記録。

「南光自然観察村」キャンプ場レビュー

こんにちは。
Takです。

2022年第1回目のキャンプは、「南光自然観察村」に行ってきました。
この記事では、実際に行ってみて感じたことを写真を交えてご紹介しようと思います。
皆さんのキャンプ場選びの参考になれば幸いです。

 

 

アクセス

住所
〒679-5227
兵庫県佐用郡佐用町船越222

住所みじか!田舎あるあるです。
このように住所が短くざっくりしている場合、カーナビの案内で行くとよくわからない別の場所に案内される可能性があります。
これは住所の指す範囲が広すぎてカーナビによってゴール地点がズレることがあるためです。
Googleマップでは「南光自然観察村」と検索すると正しい位置まで案内されました。
サンキューGoogle。
大阪の南部から高速道路を使って2時間弱で到着しました。

インターからの道で険しいところはありませんが、唯一注意が必要なのが赤矢印で示す道です。

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赤矢印が南光自然観察村への侵入路

キャンプ場に入るための道が車一台分の幅しかないため、出入りの際は向こう側の様子を確認して譲り合いの精神をもって通行する必要があります。

とはいえ、高速のインターから30分程度で到着でき、問題ない立地だと感じました。

料金・チェックイン/アウト時間

今回私は友人と二人で行ったのですが、キャンプ場利用料として支払った料金は

サイト利用料:2000円
入村料:500円×2人=1000円
合計:3000円
でした。

チェックイン:14:00〜16:30
チェックアウト:〜13:00

後述する施設の内容を考えると、ひじょーーに良心的。
シーズンやサイトの種類(電源有無など)で変わってくるので、詳しくは予約サイト「なっぷ」のリンクを貼っておきますのでご確認ください。

リンク⇩

www.nap-camp.com

キャンプサイト・場内設備

場内マップ

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オフィシャルHPに掲載されている場内マップ

カラーでイラストもあり、わかりやすくとっても楽しそうなマップです。
当日手渡されたマップは白黒で「必要十分だな」と感じました。

サイト

今回私は「電源なしフリーサイト」を利用させていただきました。
よって以下の内容は私が利用したサイトについての記載となります。

が、安心してください。
ぬかりのない私は他のエリアもしっかり視察して参りました。
結果、どこのフィールドも地面の質感は似たようなもんです。(ほんまかいな)

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フリーサイトの様子。所々にある木の建物は宿泊可能なツリーハウス。
大きさ

今回私は電源無しの「フリーサイト」を予約したのですが、来てみてびっくり「区画」がありました。
これは「区画サイト」なのでは?と思いましたが、今回のレイアウトでは特に問題なかったのでスルーしました。

もし「フリーサイトで自由にのびのびテント・タープを設営したい」と考えている場合は、こちらのフリーサイトでその希望は叶いません。

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大型シェルターのランドロックを設営した様子。白線で区画されている。

ただ、写真のように広さは十分(12m×8m前後)でなんの不自由もありませんでした。
このフリーサイトは「車の乗り入れ不可」ですので、サイトの全面積をテントやタープの設営に使えます。

荷物の運搬は100mほど離れた駐車場から貸し出しの一輪車を使って行います。
この一輪車がなかなか優れもので、大きいけれどアルミ製で軽量で、一度に荷物をたくさん運ぶことができます。フォレスターに後部座席を倒して満載した荷物を3発で運び切ることができました。
ただ、何往復するかは運搬車の力量に大きく左右されるでしょう。
私は次回2発を目指します。

地面の状態

サイトの表面は砂地〜芝生といった感じです。
地面の硬さは中程度。ザ・普通でとっても設営しやすいフィールドだと思います。
大きな石はほとんどなく、テントに付属のアルミペグでも問題なく打ち込めます。
固いわけではないので、雨で地面がぬかるんでいる時に大型のタープを張る場合は長めのペグを使った方が安心だと思います。(メインポールは40cm、サブは30cmとか)
水捌けは悪くはないけど良くもないかなという感じ。

総じて快適なフィールド!!

オートサイト

オートサイトはサイト横に一台分の駐車場が併設されています。
テントを設営できる面積だけでみると、フリーサイトと同じくらいです。
炊事等や入浴棟に近い場所にあり便利です。
料金はフリーサイトの料金+1000円です。

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オートサイトの様子

設備・施設

管理棟・炊事等

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事務所のある建屋。ここでチェックインを済ませて入場します。

チェックインのときにサイト番号の札と場内マップを受け取ります。
番号札はチェックアウトの際に返却しますので失くさないようにしましょう。

ここで薪の購入はもちろん、スウェーデントーチなども購入できます。

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管理棟横の物販コーナー
炊事等

エリアごとに何箇所かあります。

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オートサイト付近の最も大きい炊事棟。フリーサイト付近の炊事棟はもっと規模が小さく洗濯機がない。

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フリーサイト付近の炊事棟ではお湯の出る蛇口は一箇所のみ。


サイト数に対しての炊事等の規模は必要十分かなと思います。
フリーサイト付近の炊事等にはお湯の出る蛇口が一箇所しかなく、冬季は混雑が避けられないと思います。
また、水道管破裂のおそれがあることから、いくつかの蛇口は使用禁止になっていました。

清掃状態は良好で、いつ掃除してるんだ?と思うくらい何時に行っても綺麗でした。

トイレ

綺麗です。
温熱便座、ウォッシュレット完備で快適。
男性用小便器は高さが低いので、身長の高い人は下方向に放射願います。

 

申し訳ありません、写真を撮り忘れました...

お風呂

このキャンプ場の大きな魅力のひとつがお風呂です。
なんと、チェックイン後から翌朝8時まで無料で入り放題となっています。
浴室は大きくないため一度に入れる人数は3人までで、みんなが利用できるように20分以内での利用が決まりとなっています。

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浴室棟の外観

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脱衣所

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浴槽

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洗い場

清掃が行き届いており気持ちよく入浴を楽しむことができました。
シャンプー等は備え付けがないので持参する必要があります。

無料でお風呂に何度も入れるキャンプ場なんて、なかなかありません。
とてもありがたいサービスです。

フィンランド式サウナ

場内にフィンランド式サウナがあります。
利用受付をすると薪を渡され、自分で中の薪ストーブに火を入れてサウナにするようです。

今回私は利用していませんが、めちゃめちゃ楽しそうなので次回は絶対利用したいと思います。

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フィンランド式サウナ
その他設備

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薪割場。安全に薪を割るための道具を借りることができる。

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ピザ窯

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炊飯棟。崩れかけのコンロがいとをかし。

 

お客さんのマナー

利用客のみなさんのマナーが良く終日快適に過ごすことができました。
こればっかりは運ですが、立地的にもあんまり大騒ぎするような人が来るようなところではないのかなと思いました。

まとめ

総合的に見てとても良いキャンプ場だと感じました。
夏は川遊びができるようですし、オールシーズン楽しめると思います。
ファミリーで行く場合は便利なオートサイト、ソロで荷物が少ない場合はフリーサイトがおすすめですかね。

それではみなさん、良いキャンプライフを!!